古希に思う

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古希を迎える歳になると
もう沢山の身近かな知人、友人があちらの世界へ
先日の「いちいち会」でも
G会長が桜の季節での挨拶で
「散る桜残る桜も散る桜」と話していたのを思い出した。
以前にもブログにアップしたが
今年は小中学校の古希の同窓会、高校の古希の同窓会と続く
もう数人の同窓生が亡くなっている。
昨年2009年11月のいちいち会の同窓会で再会した
奈良県から来宮したN君は一番元気がいい
二次会まで行き遅くまで語り、飲み歌い久しぶりの午前さま
12月の青太マラソンでも42.195km完走
また東京マラソンの抽選に当たり参加するのだと張り切っていたが・・・
今年の1月急死(お酒を飲んだまま風呂の中で)人生とは解らない
まさかである。
現実はあまりにも非情である、本人も知るよしもない
突然の死の知らせに、唖然とした・・・
3年前急死した実弟の例もあり(乖離生動脈瘤)
気持ちは若いけど
確実に老化は進んでいる。
血管に負荷をかけるような事は厳禁である。
ゆっくりした有酸素運動にとどめておくべきだ。
ところで
夏山アルプス山行も今までに7回行きましたが
元気に身体が動ける内にまだあと数回は行きたいものだ...
あの感動をもう一度である。
アルプス行き昨年はお休みした。
一昨日夜
信州松本在住の息子から電話があったので
伝えておいた今年はアルプスに行くからね~と・・・
「大丈夫 危険なヵ所には登らないから」とも・・^_^;
【時代という大河、そしてその一滴】
「人間が出来て、何千万年になるか知らないが、
 その間に数えきれない人間が生まれ、生き、死んで行った。
 私もその一人として生まれ、今生きているのだが、
 例えていえば悠々流れるナイルの水の一滴のようなもので、
 その一滴は後にも前にもこの私だけで、
 何万年溯っても私はいず、
 何万年経っても再び生まれては来ないのだ。
 しかも尚その私は依然として大河の水の一滴に過ぎない。
 それで差支えないのだ。」
 (志賀直哉「大河の一滴」)