放射線治療を終えて

私の前立腺癌は昨年の丁度今頃
近くのS病院の定期検査の採血で基準値(4)を超えて5.2
医大での生検で癌が見つかり(12針のうち6針の半分に癌細胞あり)しかし
骨、リンパ等の転移もなく前立腺内に留まっているステ-ジBの段階の評価
初期状態でとても幸いでした。
治療方法は
複数の選択技の中から、悩み全摘手術も考えましたが結局
ホルモンと放射線の併用治療を選択
前半のホルモン治療を平成24年10月5日から半年間行い
その後、放射線治療を平成25年4月2日から約2ヶ月間の5月29日までに
39回(78グレ-)の照射を完了しました。

今回の放射線治療「IMRT」ではJ先生始め、治療をして戴いてた
数人の若い治療医の方々には長い間、大変お世話になりました。
すっかり顔なじみになり、終わったときには、寂しい思いをしました。
治療中はピンポイント治療の為、身体におへそを中心に12ヶ所の印しを付け
風呂に入ってもそこは洗えなかったが、治療を終えた今
思い切り
2ヶ月ぶり洗えてスカットしました。

いろいろ応援、励まして戴いた皆さん
お陰様で
治療経過は想定内の副作用はありましたが比較的順調で無事完了しホットしました。
ありがとうございました感謝感謝です。
下図はピンポイントによる放射線 前立腺に位置が合った時点で移動照射 コンピュ-タを操作しながらの、いかに周辺の臓器に影響を少なくするか気の抜けない瞬間です。
自分の体内を客間的に見て不思議な気持になりました。

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ただ、先生の話では
放射線の治療の副作用の症状は、治療後1~2週間くらいがピークで、多くの場合、日ごとに改善していきますとの事で従来通り水は1.5~2リッタ-飲む事、便秘の薬、散歩など
現在のつらい症状は
夜中に尿意が約2時間おき・・我慢できずトイレに駆け込んでも止まって出ないので
絞り出すように痛み違和感を感じながら排尿、でも残尿感あり寝ても夢ばかり
睡眠不足なので昼寝をしてる
おそらくこの症状が6月の中旬頃まで続くと思われる、その後すこしづづ回復して行く
これからは
又後半のホルモン治療開始になり今年の11月末迄で治療が完了し
全1年2ヶ月の長い治療です。
このホルモン治療を続けている間は体力低下は免れないが次のサイトが参考になった。
なにもしないと、ますます体力が落ちるので
現在
この体力低下予防にまたダイエットを兼ねて
朝夕超スロ-ジヨギングを初めて汗をたっぷりかいてる。
この事については後日のブログで詳細を述べたい。
前立腺がん放射線治療後の副作用、尿道・直腸症状、勃起不全の対策
放射線とホルモン療法の併用で気をつけたいことは体力低下(がんサポ-ト情報センタ- より)
放射線治療とホルモン療法を併用する場合は、半年から2年程度で治療が終わることが多いものです。
ホルモン療法では男性ホルモンを止めるわけですから、勃起機能だけでなく
体力や筋力が低下し、骨や関節も弱くなって、半年から1年ほどで階段を上るの
が辛くなったり、山登りやゴルフがうまくできなくなったりします。
患者さんは、「年齢のせいで足腰が弱くなっちゃった」と言いますが、ホルモン
療法をやめれば自然に回復してきますから、諦めず希望を持って過ごしてくださ
い。
ホルモン療法中に筋肉を使わないとさらに悪化しますから、できる範囲で散歩や
運動をして、カルシウムやビタミンDもしっかり摂っておくとよいでしょう。
参考サイト
体力の低下を防ぐには
身体の教科書
「前立腺がんは手術しないで適切な放射線治療」 これは21世紀の真実です