放射線性直腸炎の治療と経過

平成25年5月29日        約二ヶ月(78グレ-)の放射線治療完了
平成26年5月08日        一回目の下血(双石山山行と長時間飲酒)
平成26年9月28日        二回目の下血(小雨のハ-ドな山行・笹の峠)
平成26年11月10日       三回目の下血
平成26年12月11日~12日   四回目の下血(双石山山行と長時間飲酒)
平成26年12月14日       五回目の下血
平成26年12月18日       直腸の内視鏡検査(結果は放射線性直腸炎)S病院
平成27年3月26日        六回目の下血(長時間の飲酒)
平成27年4月08日        アルゴンレ-ザ焼灼治療
平成27年4月22日        肛門の軽度の痛みが術後続いてるので受診(結果かなり直腸から出血)
平成27年5月07日        直腸の内視鏡検(二ヶ所炎症が見られた)
放射線治療の照射による合併症は膀胱刺激症状(頻尿、排尿困難)、放射線性直腸炎(頻便、残便感、腸内出血、下血)、 直腸潰瘍、尿失禁、性機能障害などがあります。
確率は少ないらしいが、私の場合もろに、晩期障害発症が出た。
とくに負荷のかかる様な登山、多量飲酒後には、ほとんど下血が見られたが、その時だけで
気にするような量ではなかった。

でも念の為、近くのS病院で内視鏡検査の結果、直腸内に炎症が見られ放射線性直腸炎だった。
ガスで焼く事で血管をつぶせば止血との事をその時聞いたので、平成27年4月8日(水曜日)
思い切って同じS病院で
APC(アルゴン・プラズマ焼灼)の治療 をした。

その治療で完治するかと思いきや、肛門がヒリヒリ痛むので平成27年4月22日(水曜)S病院で受診したら
かなり直腸内が出血してるとの事
この時、根本おおもとの直腸内が放射線(78グレ-照射)の影響を受けているので、この病状は治らないと・・・
突き放された(ええっっガックリ・・・)

それで当面、軟膏の座薬を戴き二週間処置するけど、ヒリヒリする痛みは止まらないので

今度は病院を変えて、Mさん紹介のi病院で平成27年5月7日(木曜)に直腸内視鏡検査をして戴く
検査結果でのアドバイスでは、当面の処置で治らない場合は
再度、出血ヶ所を焼灼した方が良いが当院ではその処置器具は無いとの事でした。
今回は肛門部分の塗り薬2本分の処方ある。

※結果は下の図のとおりで
図の白い部分が前回のAPC治療の跡で赤い部分二ヶ所から出血している。
レポ-ト内容は下記のとおり
S状結腸内視鏡検査
直腸のみの検査です、直腸Rbに潰瘍が広がってます。4月に前医にて放射線直腸炎に対するアルゴンレ-ザ焼灼術を
受けられていますので、術後の潰瘍形成と思われます。
今回潰瘍面の辺縁部よりoozingが2ヶ所見られており、出血の原因と思われます。
同部以深には出血は認めません。

診断: 放射線性直腸炎加療後

※なお
APC治療後、今日現在まで過度の飲酒も、登山もしてないので下血の症状は無い。
また、私と全く同じ病状で完治された
放射線直腸炎の方のサイトを見つけ大変参考になった
この中で安心した文面が「APC治療は極表面を焼灼するので直腸の機能は回復する」とあり不安憂鬱な気持が無くなり
気持が楽になった。

いずれにしても出血、下血の主な原因は、はっきりしている飲酒である。
今後、出血また下血と縁を切るには、きっぱり禁酒するしかないのか?!
 

 

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