槍が岳登頂へその3(ヒュッテ西岳~槍ヶ岳~槍沢ロッジ)

スライドショ-で見る山行ようす


令和4年8月20日(土曜)5日目

今回は核心部分の東鎌尾根から槍ヶ岳までの行程です。
いよいよヒュッテ西岳を6時に出発・・
山小屋の方からすぐ数カ所ハシゴがあるのでストックはザックに仕舞うように言われた。
以前事故があったらしい。

暫くすすむとハシゴあり、また昨日出会った2人組が数メートル先を登って居た。
いつものペ-スで地図の1.6~1.8倍で進むので2人組の女性はいつのまにか見えなくなった。
若さがうらやましい~^^
厳しい尾根歩きが続く足下を踏み外さない様に緊張感もって登る
最後のハシゴの連続も11キロのザックを背負っているのでバランスをたもちながら登る。
危険ヶ所を過ぎてしばらくあるくとコロナで閉鎖中のヒュッテ大槍が見えた

砂漠にオアシスを得た感じだが閉鎖ではどうしょうも無いここから道が二つに尾根コ-スと殺生ヒュッテコ-スの標識あり
計画通り槍ヶ岳への尾根コ-スを選び歩き出すが時折の風雨で雨具を着ける、
突風で尾根は怖いので巻き道の殺生ヒュッテコ-スに変更しようとGさんの一言で下の方の道を選ぶ
今考えてみれば・・あのまま尾根歩を強行していたら危ない所だった。
約30分で殺生ヒュッテに到着、ここでの暖かい「うどん」が最高に美味しかった。
ここで一息つき目的の

槍ヶ岳山荘へ向かって疲れた身体にむち打ち上っているとやっと小屋の姿が見え元気が出る。
やれやれである。ここも沢山のハイカ-の皆さんで溢れていた。
予定では槍ヶ岳に登る事になっているが雨で中止
そのまま受付を終えて部屋に通される。
1階の一番奥の部屋で床に布団がすでに残り6人分敷いてあった(全体で24人分二段ベッド含む)

18人はすでに到着済みで殆どのかたが床でお休みされていた。
皆さんのザックがロ-カに所狭しと並んでいる置く場所が無いと交渉したら

奥の進入禁止のロ-カ部分を開放して戴き助かった。
今日も雨具ほかシャツ等連日の乾燥室利用が出来るのでありがたい。
夕食は二番目の夕方5時半のグループ、今回も食が進まずお茶漬けにしてご飯だけでも何とか戴いた。
床についてもなかなか寝付けなかったOさんがうらやまし~~

令和4年8月21日(日曜)6日目

朝食は一番先に3人並んで午前4時30分から、予報では午前中、雨が降らないとの事でした。

食後、干していた乾燥室の衣類雨具類も乾いていたので取り込むいろいろ準備を終えて、玄関ヶ所から外を見ると
綺麗な朝焼けで皆さん大勢が盛んにスマホ撮影されていた。
登山準備をしてブブザックの軽量スタイで出発しようと思ったら例の2人組の女性が既に一番で槍ヶ岳に登りいまから上高地まで下山との事
別れの挨拶をしていざ3人で待望の槍ヶ岳山頂へと向かう。

すでに殆どの方が登ったと見え我々が登る時間帯はがら空きでかえってマイペ-スでゆっくり登れた。
私は17年ぶりの2回目だがドキドキである。

さすがに最後のハシゴヶ所は緊張した無事に山頂に着いたときは
思わずガッツポーズ、我々3人で山頂独占他に誰も居なかった、それぞれ交代でスマホ撮影して下山開始

槍ヶ岳山荘からの下山は雨による増水予想の関係で危ないので当初の計画(新穂高温泉飛騨ル-ト)を変更して上高地ル-トへ切り替える。
幸いここ山荘からの下山は青空も見えて快適でした。
途中、次々と槍ヶ岳を目指す大勢のハイカ-の皆さんが登ってみえすれ違い挨拶をする。
長い長い下山でもル-トは安心して歩ける私もこのル-ト歩きは初めてですが山小屋のスタッフがこちらのコ-スを進める
理由がわかった。

途中の梓川源流で持参した行動食で昼食を済ませ、また長い歩きが始まる。
ようやくの事で槍沢ロッジが近くなる頃またまた雨が振り出す
私のみザックカバーのみ他の2人は雨具を身に着ける。
やっとの思いでロッジに到着、ここでも最後の客らしい
皆さん大勢がくつろいで居られた。
到着すると雨の中、ご苦労さんと声を掛けられ嬉しかった。

私があらかじめ連絡していた横尾山荘からも電話あったので受付ますとの事でホットした。
談話室の一部に3人分の布団を敷いてあった。
有り難かったのは何とお風呂に浸かれた事、生ぬるかったけど・・
ここの夕食の食事も食欲なく大部分残す(同じくOさんも)
ここでは寝る前に睡眠導入剤を飲むと効果抜群で朝まで熟睡でした。

「槍が岳登頂へその3(ヒュッテ西岳~槍ヶ岳~槍沢ロッジ)」への3件のフィードバック

  1. 杉山会長 様

      槍ヶ岳登頂、本当におめでとうございます!山頂写真、かっこいい
     です!  
      私もルートは違いますが、水俣市民として「水俣乗越」を経由して
     東鎌尾根ルートで、念願の槍ヶ岳を目指しており、力強く拝見させて
     いただきました。
      お疲れ様でした!
      ところで、17年ぶりと書かれていますが、その時はもしかして
     63歳、私と同じ年齢で登頂されたのでしょうか?
                 By ミヤーン

  2. 杉山会長 様

      本当にご無事で宮崎に帰られ、良かったですね!
      私は9月、台風の状況を見ながら、3週ほど候補に
     未だ迷っている状況ですが、会長さんたちを見習い、
     槍ヶ岳と奥穂高岳登頂の計画を実現したいなあと
     思っております。
      結果は、後日、一度「双石木曜会」に飛び入り参加させて
     いただき、ご報告させていただけたらなあと勝手ながら、思って
     おります! お許しください!
             By ミヤーン

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