映画鑑賞

gazou002255.jpg映画鑑賞といっても
我が家のパソコンで気軽にみられる動画
わざわざ映画館又ビデオのレンタルショップに足を
運ばなくても最新作ではないが
結構素晴らしい作品がおおい
最近、見た映画の中から、私の印象に残った映画です。
タイトル  es[エス]製作年 : 2001年 のドイツ映画で119分
モントリオール国際映画祭にて最優秀監督賞を受賞。
実話を基にしてつくられたそうですが...
とにかく
見ていくうちにどんどん映画の中に引き込まれて行きます。
だんだんと...
恐怖の世界へと、 かなり重い作品です。
人間が極限状態でどんな行動をとるのか、精神的に
どこまで耐えられるのか...
概略
: スタンフォード大学心理学部ではある実験をするため、被験者となってくれる男性を公募した。集まった20名ほどの被験者は無作為に「看守役」と「囚人役」に分けられ、学内に設けられた模擬刑務所に収容された。初めはそれぞれの役を演じるだけの簡単なアルバイトと誰もが考えていた。しかし、実験が進むうち、「看守役」の攻撃的な振る舞いはどんどんエスカレートしていく。それに対して、「囚人役」は卑屈に服従するのみで、まったく抗議できなくなっていく。いつしか、模擬刑務所内は単なる実験の枠組みを越えて、もはや誰にも制御不能の状態に陥っていく……。
※作品詳細
 人間は与えられた「役割」によっていとも簡単に豹変する。それを残酷にも目の当たりにさせられる作品だ。大学の心理学部が出した「被験者求む」の新聞広告によって集まった人々。模擬刑務所で「看守」と「囚人」を2週間演じるだけで4000マルクが手に入る。日本円にして23万円程度。物価の安いドイツでなくても魅力的な金額だ。元ジャーナリストのタレクは特ダネ目当てに実験に参加するのだが、何かにつけて騒動を起こす。その目に余る「囚人」ぶりが起爆剤となって、「看守」側が凶暴になっていく。なかでも地味で陰気な男ベルスが一変して、仲間を「総括」し残虐な行為をエスカレートさせていく様はまさにファシストそのものだ。屈辱を味わわされても反抗を続けるタレクの、その奥底にある恐怖を見た瞬間、人間の精神の脆さを感じずにはいられなかった。しかし、この映画の最大の恐ろしさは、だれもが「看守」になり得るという否定できない現実だ。本作は’71年にスタンフォード大学の心理学部で行われ、わずか7日間で中止となった実際の実験がベースとなっている。この映画を見終わるころには、100万円積まれても心理実験になんて参加したくなくなる。 (高山裕美子)引用

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