藤井竜王五冠を達成~!

楽しみにしていた藤井聡太竜王と渡辺明王将の将棋の王将戦の第71期王将戦七番勝負の4局目が
令和4年2月11日(金)~12日(土)の二日間開催された。ここで勝つと史上最年少で史上4人目の五冠と言う事になり
ワクワクドキドキしながら
一局目からずっと観戦してきて終盤での底力、読みの深さに今回も痺れました。
観戦は
パソコンのYouTubeで下図毎日新聞の棋譜の動きを見ながら解説はテレビFireTVstickで元奨励会員アユムの将棋実況(YouTube)の併用鑑賞が解りやすくていい。
特に毎日新聞の将譜は自由に何回でも手動操作で振り返って
見られるのがよい。

以下ネットより転写
 将棋の藤井聡太竜王(19=王位・叡王・棋聖との四冠)が渡辺明王将(37=名人・棋王との三冠)に挑む、第71期王将戦七番勝負第4局2日目が12日、東京都立川市「SORANO HOTEL」で指され、藤井竜王が114手で勝利し、4連勝のストレートで王将位を獲得。史上最年少の19歳6カ月で、史上4人目の五冠を達成した。羽生善治九段(51)が達成した記録・22歳10カ月を29年ぶりに、3年以上も更新。

 またも最年少の冠が増えた。将棋界初の四冠VS三冠となった頂上対決。渡辺名人を昨年の棋聖戦に続き、ストレートで圧倒した藤井王将の顔には、喜びよりも熱戦の疲れがにじんでいた。

 故・大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人(74)、羽生九段といった大レジェンドに肩を並べ、「時代を築いた偉大な棋士ばかりなので、とても光栄に思います」。しかし「自分の実力を考えるとできすぎの結果だと思いますし、今後立場に見合う実力を付けていければ」と前を向いた。

 本局は渡辺名人の先手で矢倉模様となり、1日目から猛スピードで終盤手前まで進行。2日目午前から重厚な終盤戦となり、藤井王将はじわじわと優勢を築いてねじ伏せた。計4局を「中盤で苦しい対局が多かったので4連勝は幸運。苦しい局面でも粘り強く指して終盤の競り合いに持ち込めたのが、良い結果につながった」と振り返った。

 20年の棋聖戦挑戦から、計7つのタイトル戦を全て制してきた。8月25、26日の王位戦第5局からタイトル戦対局では10連勝中。8月時点での将棋界2トップ・渡辺名人、豊島将之九段(31)相手にストレート勝ちしている。他の追随を許さない境地に達しつつあるが、「タイトルをとること以上に、そういった舞台での対局を生かして成長につなげていくことが大事なのかな」と話す新王将。新たな局面への飽くなき探究心は将棋界全体のレベルを押し上げている。

 全八冠のうち五冠を制し、残るは名人、王座、棋王。かつては「ひとつの理想」とした夢の全冠制覇を「まだ具体的に目指すことではない」としつつも、「(タイトル戦の)経験を通して実力を高めていくことで、少しでも近づければと思っています」。淡々とつむぐ言葉には明るい希望であふれていた。

上図は渡辺明王将の投了場面

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