肝機能AST,ALTの再検査

5月10日(火)採血結果、肝機能AST,ALTがそれぞれ40、48と基準値上限(33.42)を上まわってるので
ちょっと気になり今日平成27年5月20日N病院で採血して肝機能の再検査を行う。

結果のAST,ALT数値は22、22と基準値以内でまったく問題なしでホット胸をなで下ろした。
10日前のあの数値はいったい何?前日飲んだ記憶も無し
N病院ではエコ-検査も時間かけて行うが結果異常無し

従来どおりの生活で好きなお酒も飲めるし、山も登れる事に感謝感謝です。

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以下ネットより
AST、ALTはいずれもトランスアミナーゼとよばれる酵素で、人体の重要な構成要素であるアミノ酸をつくる働きをしています。トランスアミナーゼは肝細胞中に圧倒的に多く存在しているため、主に肝細胞傷害で血中に逸脱し、酵素活性が上昇します。このため肝機能検査と呼ばれ、広く使用されています。しかし正確には肝臓の機能ではなく肝細胞の傷害の有無を推定する検査です。

ASTとALTの違いは由来する臓器の違いです。ALTは主に肝臓に存在しますが、ASTは肝臓のみならず心筋や骨格筋、赤血球などにも広く存在します。AST、ALTがともに高値を示す場合、あるいはALTが単独で高値を示す場合は肝障害の可能性が高くなります。逆に、ASTが圧倒的に優位に高値を示す場合は心筋梗塞や筋疾患、溶血性貧血など肝臓以外の病態が考えられます。さらに、ASTは採血時の溶血によって赤血球中より逸脱し偽高値を示し、激しい運動でも骨格筋より逸脱し高値となることがあります。

ところで、血中半減期はASTでは11~15時間、ALTでは40~50時間といわれ、肝臓の細胞が急激に崩壊する急性肝炎では肝含有量を反映してAST優位、慢性肝炎、肥満による脂肪肝では半減期の長いALT優位、肝硬変、肝癌では正常肝細胞の減少によりAST優位となる傾向がみられます。

また、アルコール性肝障害ではAST優位が特徴で、AST/ALT比が2近くまで上昇します。エタノールによってALT合成が阻害され、かつ障害がミトコンドリアに及んで
AST-m が逸脱するためといわれています。

したがって、AST/ALT比は慢性肝炎と肝硬変の鑑別、アルコール性肝炎の診断など肝障害を評価する際に有用であるため、両者を同時に測定します

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