スクワットを行う前の注意事項
- 身体に不調や痛みがある人は、必ず医師に相談の上行うこと
- お年寄りは、バランスを崩したり、転倒する危険もあるため、必ず補助の人についてもらうこと
- トレーニング中は血圧上昇を防ぐためにも息を止めないこと。数を数えながらやると効果的
スクワットのやり方
1.肩幅よりやや広めに脚を広げて立つ。
2.両手を胸の前で組み、前に大きく伸ばす。
お尻を後ろに引くようにして、ゆっくり4秒かけて腰を落としていく(この時、1.2.3と声を出しながら)。
前のめりになって膝が前にでないように注意。
3.おしりを落とした状態から、4秒かけて同じ体勢に戻していく。
つまり、
下げるのが4秒×上げるのが4秒の計8秒で一つのスクワット。これを1日10回、しかも「1日おき」にやるだけでOK!
筋力トレーニングは、90歳から始めても効果があるという研究結果が出ているそうなので、皆さん、まったく遅くはないのである。
【裏ワザ】筋トレ後には、たんぱく質をとること
筋トレをした後には、筋肉を作る栄養素となる「たんぱく質」を30分以内に摂取することが望ましい。
たんぱく質の代表選手といえば肉だが、運動後いきなり肉を食べるとなると、例えば、夕食の「いただきます」をする前にスクワットを行えば、すぐに食事が出来て好都合だろう。
また、手軽にたんぱく質を補給するとなると、筋トレ後に牛乳を飲むのも一つの方法だろう。
ちなみに小生は、ランニング後や筋トレ後に牛乳を飲むのが日課になっている。
好美さんの筋トレはどうなった?
好美さんは、上記のスクワットを行い18日後に、大学の研究室を訪れ、その効果について検証した。
その結果、体重は1kgの減少。
おへそ周りは、95.5cmとマイナス3cm。
筋肉量こそ22.6%に下がったものの、太ももの筋力は【筋トレ前】104.1だった数値が【筋トレ後】122.4に上がった。
つまり、太ももの筋肉が強くなったということであり、まだ完全に大きくはなっていないが、使われていなかった筋肉が筋トレによって蘇ったという状態になっているという。
今後も筋トレを続けていくことで、筋肉の増大が見込まれる。
まずは筋トレをコツコツと続けることが重要
世の中に楽して痩せるダイエット法はいくつもあるが、やはり本気でダイエットしたいならば「運動」をすることが一番だ。
有酸素運動に筋トレを組み合わせるのが、ダイエット方法としては古典的ながら最強だろう。
今回紹介したスクワットも手軽に出来て時間もいらない割には、しっかりと健康効果が期待できそうだ。
そのためには、「毎日コツコツ」続けることが重要である。
どんなダイエットもしっかり続けなければ、栄光は手に入れられないのである。
ランニングやウォーキングも取り入れてダイエットしたという方は、こちらの記事も合わせてどうぞ。
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